立場茶屋銀杏屋(たてばぢゃやいちょうや)
【所在地】八幡西区石坂一丁目4−6
 
立場茶屋銀杏屋
立場茶屋銀杏屋
 

 銀杏屋は、江戸時代の長崎街道・黒崎宿と木屋瀬宿の間の休憩所で、諸大名も籠を降りたというほど、急な石坂を上った所に設けられました。有名な庭の銀杏の木からの命名です。 原則的には、一般旅人の休憩所ではなく、大名たちの「御小休所」でした。 宿泊はできませんでしたが、伊能忠敬らもここで昼食を取った記録が残されています。
 天保7年10月2日夜、石坂貞治方出火隣家文平甚助焼失とあります。
もともと清水家は農家でしたが、九州各地の大名の参勤交代や江戸長崎間を 旅する役人や高官たちが休息する「お茶屋」としての役目を持つようになりました。
 「御成門」がある庭には大きな銀杏の木があるところから、「銀杏屋敷」とも呼ぱれるようになりました。
  座敷は、「書院造」となっていて、他の部屋より三寸ほど高く造られています。
この天井は110センチほどの中二階の造りになっていて、座敷の天井裏は「土」で 塗り固められていて、もしもの事を想定して造られたものと推定されます。
 現在あるものは、文化2年(1805)に建築されたもので、一般の農家であり ながら書院造にされた「上段の間」が母屋と一緒に一棟で建てられている極 めて珍しいものです。

●開館時間   10:00〜16:30
●休 館 日   月曜日(祝日の場合は、翌日が休館)・12月29日〜1月3日
●入 館 料   無料

※市指定史跡(平成8年3月27日指定)
【アクセス】 小嶺台バス停下車徒歩3分
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