北九州市環境修学旅行のご案内。エコに取り組む北九州市でしかできない修学旅行を提案します!

資源循環型社会をつくる
 3Rとは、できる限りごみとして出さない「リデュース(Reduce)」、ごみのうち有用なものをくり返し使う「リユース(Reuse)」、分別して再び資源として利用する「リサイクル(Recycle)」の3つの言葉の頭文字をとったものです。
 貴重な資源を利用して生まれたものも、いつかはごみになります。リユース、リサイクルに取り組むことは重要ですが、そのためにはエネルギーもコストも必要となります。しかし無駄なものを買わなければごみは発生しません。また、できるだけ長く使えばごみの発生量は少なくなります。3Rの取り組みのなかで、ごみそのものを出さない「リデュース」が一番重要な環境に配慮した行動となります。

 資源問題と環境問題を同時に克服し、今後も持続可能な発展を続けていくためには、循環型社会を作っていくことが必要です。
 循環型社会とは、ライフスタイルや経済活動を見直して、3Rに取り組んだうえで、どうしてもリサイクルできないものはエネルギー回収を行う(サーマルリサイクル)、最後にごみとして処分する場合は適正に処理を行うことにより、石油などの天然資源の消費を少なくして、環境への負荷をできる限り抑えた社会のことです。

ごみの減量・資源化の推進
 ごみ処理行政は、長い間、生活環境の保全と公衆衛生の確保を目指して、出されたごみを適正に処理することを主眼としていました。
 北九州市では、焼却工場や最終処分場の計画的な整備により、安定的なごみ処理体制を長期にわたり維持してきたことから、ごみ問題で深刻な事態に陥ることはありませんでした。その後、ごみ量の増大やリサイクル意識の高まりなどを受け、1993(平成5)年以降、ごみ処理の基本理念を「処理重視型」から「リサイクル型」へ転換し、分別対象を順次拡大しながら資源化・減量化の取り組みを進めてきました。
 その後、地球規模での資源枯渇への危惧などを受け、ごみ問題について新たな視点から取り組むべき状況となりました。このため、北九州市では、基本理念をこれまでの「リサイクル型」から、「循環型」に発展させ、3Rとグリーン購入に至るまでの総合的な取り組みを基本とした「北九州市一般廃棄物処理基本計画」を2001(平成13)年に策定しました。

エコタウン事業の推進
 北九州市は「100年間に蓄積された技術と経験、そしてこれらを継承する人材こそが財産」という認識にたち、環境国際協力にまい進した時代を経て、1990年代に入り、新たな環境政策を模索していました。一方、広大な響灘埋立地(約2,000ha)には、「響灘開発基本計画」(1996年)において、「先進的な環境およびエネルギー産業・技術拠点」という構想が生まれました。その頃、国でも循環型社会の実現に向けた動きが盛んになり、1997(平成9)年、当時の通産省が「エコタウン構想」を打ち出しました。北九州市はその構想を受け入れる十分な準備・検討がすでにできていたため、環境・リサイクル産業の振興を柱とした「北九州エコタウンプラン」が全国に先がけて承認を受け、環境保全政策と産業振興政策を統合した独自の地域政策として、若松区響灘地区で具体的な事業に着手しました。  また、2002(平成14)年には、「エコタウン事業第2期計画」を策定し、新たな戦略のもとに事業を進めています。さらに、2004(平成16)年には対象エリアを市全域に拡大し、既存産業インフラなどを有効活用することにより、環境調和型のまちづくりに取り組んでいます。

 北九州エコタウン事業は、北九州学術研究都市との連携により、「教育・基礎研究」「技術・実証研究」「事業化」のいわゆる「北九州方式3点セット」で総合的に展開しています。2011(平成23)年8月現在、国内には26ヶ所のエコタウン地域がありますが、北九州エコタウンの実証研究数は56(終了分も含む)、事業数は29と最大規模を誇り、総投資額は約660億円(市67億円、国など120億円、民間473億円)、雇用者数は約1,350名にのぼり、産業振興の面からも十分な成果をあげています。また、エコタウンの視察者数は、2010年度は年間約10万人にのぼり、「北九州市エコタウンセンター」を拠点に環境学習フィールドとしても活用されています。

 北九州方式3点セットの「事業化」の部分を担う「総合環境コンビナート」と「響リサイクル団地」では、ペットボトル、自動車、食用油などをリサイクルする工場が集積しています。企業集積を活かし、リサイクル過程で発生する各工場の残渣を他工場で利用する相互連携が進んでいます。「OA機器リサイクル事業から出るコピー機内の蛍光管を蛍光管リサイクル事業で活用」がその一例です。
 さらに、2005(平成17)年には、マテリアルリサイクル(素材としての再利用)とサーマルリサイクル(焼却の際に発生する熱エネルギーの回収・利用)を行う「複合中核施設」を整備し、各事業者が最終的にリサイクルできない残渣を溶融し、発生する熱で発電した電気をエコタウン企業に供給するなど、ゼロ・エミッション型の環境産業団地がほぼ完成しました。

北九州市菜の花プロジェクト
 菜の花プロジェクトは、菜の花を育てることから始まります。種をまき、きれいな花を咲かせ、できた種を収穫します。その種から油をとり、食用などで利用し、使い終わった油を回収して、地球にやさしいBDF(バイオディーゼル燃料)などに精製し、再び利用します。このように菜の花の栽培を通して資源循環を学ぶことができる取り組みです。エネルギーの地産地消とも言われ、全国でもたくさんの地域が参加しています。

 北九州市では、菜の花プロジェクトの輪を広げるお手伝いをしています。菜の花を通して、循環型社会を学び、環境に優しい生活を心がけましょう。
 【菜の花プロジェクト支援事業の例】
  ●補助事業(菜の花プロジェクトの参加団体に補助制度(上限20万円)があります)
  ●菜種の無料配布
  ●搾油機の貸し出し
  ●廃食油の回収場所の案内(2011年3月現在、スーパーマーケットなど市内47ヶ所)
   ※回収した廃食油は、エコタウンの工場でBDFに精製されます。
  ●菜の花の種まき・搾油体験・セミナーの実施(「菜の花プロジェクト in 河内温泉」)

 2007(平成19)年から始まった菜の花プロジェクトの輪は、少しずつ広がりを見せています。2008(平成20)年からは、市民のみなさんと一緒に八幡東区の河内の市有地で菜種をまき、収穫する「菜の花プロジェクト in 河内温泉」を春、夏に開催しています。このイベントでは、BDFを使用した市営バス「菜の花号」に乗車していただき、菜種からドレッシングやろうそくを作るなど楽しく資源循環を学ぶことができます。
 〈2010年度の状況〉
  ●菜種回収:2009年度分の菜種329kgを回収
  ●菜種配布:2010年度分として40kgを市民に無料配布
   (市民センターや幼稚園、小・中学校、各種イベントで配布)
  ●補助団体:3団体 3,690㎡(2009年度収穫分)
   5団体 4,890㎡(2010年度事業開始分)
  ●菜の花プロジェクトin河内温泉:
   春89名(大人62名、子ども27名)、秋79名(大人58名、子ども21名)
北九州市環境首都検定公式テキスト2011改訂版より抜粋


資源循環を学べる施設:内容 対象人数 所要時間
北九州エコタウン

北九州エコタウン

リサイクルの生の現場を見る!
世界的にも有名な北九州エコタウンで、生活する上で必ず発生する“ゴミ”を“資源”とするリサイクルを身近に感じでもらうため、リサイクルの様子を実際に見学し、その必要性を学習。
北九州市が誇る環境スポット!





北九州エコタウンのHP(外部リンク)
エコタウンセンター(指定管理者:ひびき灘開発(株)のHP)(外部リンク)

50人
(1班)
90分~120分
九州製紙

九州製紙

古紙がトイレットペーパーに生まれ変わる最新鋭の工場を見る!
西日本地域で発生する様々な古紙を再生利用し、世界でも、最高品質のトイレットペーパーの製造過程を見ることで、CO2の抑制など地球環境の保全を学ぶ。
九州地区におけるトイレットペーパー及びちり紙の生産において、60%のシェアを担う 。
なんと!九州内のJRの切符は全て、この工場に収集されて再生される!





九州製紙(株)のHP(外部リンク)

30人 90分
プラスチック資源化センター・かんびん・ペットボトル資源化センター

プラスチック資源化センター
かんびん・ペットボトル資源化センター

日常生活で廃棄されているプラスチックや、かんびん、ペットボトルが回収された後、どのような選別をされ、資源化されているのかを学ぶ。
また、自分の自治体とのゴミの回収方法との違いを比較して学ぶ。

50人 90分
生ごみコンポストづくり

生ごみコンポストづくり

北九州市の名を世界に知らしめた「高倉式コンポスト」。
たった1日で、生ゴミが肥料に変わる魔法の土を作り、翌日生ゴミがなくなっているのを体感する感動間違いなしの実験!
自然共生・地球温暖化防止も学べます!

※場所指定可能

50人 1日目・2日目
30~60分
産廃から肥料をつくる

産廃から肥料をつくる

通常、ゴミとして廃棄される「カンガルーの糞」と「トマトの茎や葉」からつくった肥料づくりを体験!カンガルーの糞を触ったり臭ったり、それから作られた発酵中の高温の堆肥を触って、資源循環を学ぶ。

60人 40~60分
風力発電作り

風力発電作り

環境に優しいLED電球やペットボトルをはじめ廃材を活用した風力発電キット「小倉ボタル」を、市内の大学生が丁寧に作り方を教えます。他にはないお土産です。

50人 30~60分
廃材アートを作り

廃材アートを作り

普段、身の回りで捨てられているものを使って、おしゃれな小物づくり。
世界でひとつしかないお土産になります!
九州民芸村で働いていたご夫婦が、楽しく作り方を教えます!

※時間調整可能・場所指定可能





廃材アート(PDFファイル)

50人 30~60分